歴史に学ぶ恋愛の3つの法則

日本史

歴史から学ぶ、現代と変わらない恋愛の真実とは?

こんにちは、tazakiです。

いつの時代も、恋愛というものは、最高の幸福をもたらしてくれる事もあれば、人生を転落させるほど人を狂わせる事もありました。人が人を愛する気持ちや心理は、歴史も大きく動かしています。

今回は、歴史の中での「恋愛」に関して、現代にも通じる3つの法則をまとめてみました。

1.外見は1次審査、内面が2次審査

世界3大美人として名前が挙げられることの多いクレオパトラ。彼女がなぜ世界3大美人に入っているのかと言うと、その理由は容姿だけではなかったようです。そもそも世界3大美人は、

【単に見た目の美しさだけでなく男性から見てどれだけ女性としての魅力があるのか】

が基準になっています。

クレオパトラの美しさには見た目だけでなく【教養あふれる話し方】、【楽器のような美しい美声】にあったようです。

男性が女性を選ぶ際に、第1次選考として容姿が好みかどうか、と言うのは事実かもしれない。

しかしその見た目の1次選考を超えたら、二次選考以降は、美しい声や教養あふれる、知性あふれるクレオパトラは、とても魅力的であったに違いないでしょう。ここで中身が問題になってくるのです。

クレオパトラ自身も、容姿だけで自分が世界で1番美しいとは思っていなかったのかもしれませんね。だからこそ、教養を磨いたり、自分の長所である声に磨きをかけたりしたのではないでしょうか。

人の好みは人それぞれであり、長所も人それぞれでるということです。だから、自分の長所を伸ばすことに力を入れた方が良い。

彩葉
彩葉

私は1次審査も2次審査も合格って訳だね

tazaki
tazaki

(いや自分で言わなきゃ可愛いのになあ。)

 

2.謎があるからこそ人はもっと知りたいと思う

これまた世界3大美人の中に、日本では、小野小町が数えられています。

彼女は平安美人の代表として語り継がれていますが、とても謎の多い女性でもあります。

まず、生まれた年も不明でその死についても謎が残っています。

小野小町の作品もいくつか残されていますが、それも1つのペンネームで他の人が書いていた可能性もあるし、チームだった可能性もあります。そういう意味で、小野小町はとても謎が多い女性といえます。

なのに、なぜ世界3大美人に数えられているかと言うと、謎が多い方が魅力が増すためです。

小野小町の謎が多いから、想像が想像を産み、勝手に価値が上昇してしまったという説です。

魅力は小出しにする

芸能人でも、ちょっと売れるとすぐに自分をさらけ出してしまい、マスコミにパパラッチされて、世間の人たちに失望されファンを失う人も少なくありません。

賢明な人ほど、名前が上がり始めて認知されてきたら、自分をあまり出しすぎないようにして、作品だけを淡々と出版し続けることでカリスマ性を高めます。恋愛や友情でもこれと全く同じで、あまりにさらけ出しすぎるとすぐに飽きられるのが自然の摂理です。

あなたも小野小町を見習い、常に、少しミステリアスなことを残しておくことで、相手に慣れられることなく、愛し続けてもらえるでしょう。

3.障害があると愛は深まる

ロミオとジュリエットに代表されるように、障害のある愛はさらに深まっていきます。

『アーレントとハイデガー』と言う本を読むと、さらにそのことがわかると思います。

18歳がアーレントが、大学で講師のハイデガーの授業受けて、2人は恋に落ちました。ハイデガーは既婚者です。

第二次世界大戦でナチスによって引き裂かれながらも、戦後2人の愛は再燃します。

そして後年、お互いに死ぬ直前まで愛し合っていました。彼女は極めて勇敢で優秀だったが、ハイデガーは、嫉妬も手伝ってその実力を認めません。愛深きゆえに、憎しみもまた募るのですね。

まとめ

以上、3つのポイントのまとめは、

    1. 人の内面の魅力はそれぞれ。長所を伸ばすこと
    2. 謎があるからこそもっと知りたいと思われる
    3. 障害のある愛はさらに深まる

でした!!みなさんの恋愛のご参考にもなれば幸いです(^○^)

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