歴史人の名言に学ぶ
歴史上の人物たちが残した言葉はとても偉大です。
何十年、何百年も語り継がれるほど、どんな時代にも応用され、人々の心を打ってきた言葉は重みが違います。
そしてその言葉は、きっと今のあなたに出会った意味がある言葉なのです。
①黒田如水の人生訓【水五訓】
軍師・官兵衛でおなじみ黒田如水。
戦術のプロとして多くの戦乱で活躍した黒田如水。彼の言葉には百戦錬磨の戦術のエッセンスが凝縮しているようにも思えます。
これは水の流れを、人の一生に置きかえ、その生き方を説いたものです。
一、自ら活動して他を動かしむるは水なり
自ら率先して動くことにより、
他人も動かすことができる。それは水のように。
二、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
障害にぶつかっても、さらに勢いを増し、
自ら動いて困難に立ち向かい、道を切り開いてゆく姿。
三、常に己の進路を求めて止まざるは水なり
水の流れには迷いは一切ない。
覚悟を持って、決めた道を突き進む。
あきらめることからはなにも生まれない。
四、自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり
自らは清く、正しく生き、
他人の汚れを洗い流し、全てを包み込むような度量を持つ
五、洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり、雪と変じ霰と化し疑っては玲瓏たる鏡となり、たえるも其性を失わざるは水なり
本質は失わないようにしながらも、
あらゆる変化にも対応する柔軟さを併せ持つ。
58歳まで生きた官兵衛の号は黒田如水の名前は、
この「水の如く」という意味が由来になっていると言われている。
てか、こんなんよく思いつくよね。すごいわ〜
②高杉晋作の辞世の句
長州藩の幕末の志士、高杉晋作の時世の句も大変有名です。
大河ドラマ「花燃ゆ」で演じた高良健吾さん。
かっこよすぎる〜♡
(スルー)
よく上の句である、
” 面白き事もなき世を面白く ”
だけが取り上げられることもありますが下の句まであります。意味をしっかり確認しておきましょう。
面白き事もなき世を面白く すみなすものは心なりけり
まあ、上の句はいいよね。面白い事もない世の中を面白く。。。。
問題は下の句です。
これは、それは自分の心次第だ、という意味なんだそうです。
つまり繋げると、
面白い事もない世の中を面白く思うかは、、自分の心の持ちよう次第だという事ですね。
他人がなんと言おうと関係ない。自分がどう感じ、どう考えるか。
思えばSNS全盛の現代。他人の目ばかり意識したコメントの宝庫です。
他人の評価で幸福感とか価値観が左右されるのっておかしいですよね。自分を持とう!人の親にでもなった時に誇れるような
吉田松陰先生の名言集
吉田松陰は名言が多すぎるため、その中から、なんとなく僕が「これは確かに!」と思った言葉を一つご紹介。
自分の価値観で人を責めない。
一つの失敗で全て否定しない。
長所を見て短所を見ない。
心を見て結果を見ない。
そうすれば人は必ず集まってくる。
特に解説はありません。
ただスーッとなんの疑いもなく入ってきた言葉でした。座右の銘にするにはちょっと長いかなと思ったのでうもう一つ。
夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
シンプルで、座右の銘にできそうな系の名言。
松陰先生のお言葉はどれも有難い言葉ばかりやな。
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