もやし業者ってこんなに安くて儲かるの??原価や栄養価は?

お金と経済

もやし業者は儲からない!?

 

tazaki
tazaki
もやしって安いですよね。お金がない学生時代、社会人になってもいまだに、お世話になっております。

しかしふと思いました。こんなに安くて、売っている方はちゃんと食べていけるのだろうか?いざ、調査です。

生産コストの上昇で生産者は悲鳴をあげている


出典:http://www.moyashi.or.jp/
やっぱり、もやし業者は悲鳴を上げているらしい。だって安すぎるもんね。
近くのスーパーでも、普通で1袋30円、安い時は2袋セットになって30円とかで売られててさ、他の野菜と比較しても絶対に安いよ。。。
実際、上のグラフを見てもわかるように、生産のためのコストは上がっているみたいです。なのにこの安さ。そりゃ悲鳴上げますわ。。。
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/moyashi?utm_term=.aqBk3gxvVG#.irVy7nAx5O

どうやってもやしは作られているの?

育て方

なぜ安いのかというと、緑豆の種自体の栄養だけで、日光も無くても、水さえあれば勝手に育ってしまうのだそう。なので天候にも左右されない。
しかも、中国産の緑豆はとても安いのだそうで、、、現代では機械化も進んでこの低価格が実現しているらしい。
たまーに、「国産豆!」とか「オーガニック!」とか唄っていて少し高めの80円のもやしとかも見ることがありますが、それは原料が違うみたいですね。

原価は?

緑豆もやしは、原価としては1袋分で7〜8円ほどです。
売値は30円ですが、その他にも栽培施設のコストや送料だってかかっています。大した利益にはなっていませんね。それでセールで10円台でなんて売られたら、完全な赤字です。

栄養はどのくらいあるの?

もやし100g中には、
タンパク質    3.3g
炭水化物(糖質) 4.1g
炭水化物(繊維) 0.5g
カルシウム    17mg
鉄分       0.6mg
カリウム     130mg
ビタミンB-1  0.08mg
ビタミンB-2  0.09mg
ビタミンC    16mg
これだけの栄養が含まれています。そもそも豆って、健康にいいですよね。植物性たんぱく質は積極的に摂りたい食品です。
一般的に売られている1袋が200gほどなので、100g15円と仮定します。

費用対栄養価を計算してみた(たんぱく質)

食材たんぱく質量金額gあたり単価
 牛もも肉20.7 213円 10.2円
 豚もも肉 22.1 199円9.0円
 鶏むね肉(皮なし) 24.4 84円3.4円 
 牛乳 3.3 22円 6.6円
 たまご (Mサイズ1個40g) 12.3 50円4.0円
 木綿豆腐(1丁:300~350g) 6.6 21円 3.1円
 もやし 3.3 15円4.5円 

ちなみに金額は、僕の近所のイオンネットスーパーを基準にしたため、全国的に同じとは限りません。
もしかしてと思って、こんな表を作って見たのですが、高コスパでたんぱく質を摂るならどれが最強か?というグラフです。
木綿豆腐と鶏胸肉がワンツーフィニッシュ!!!!
というのも納得ですが、なんと、野菜であるもやしが4円台でかなり健闘していることにも注目していただきたい。
しかももやしは、1つの食品で、これほどビタミンやミネラル類をバランスよく摂れる食品はありませんので、
たんぱく質だけじゃありません。
他の栄養素もすごいのです。だから、

tazaki
tazaki
栄養面でも、こんなにバランスが良く高コスパな食品は他には無さそうだ。

と言えます。

もやしに感謝を。ビバもやし。


こんなに美味しくて栄養価も高い、安い、もやしを供給してくれている業者さんに感謝の気持ちを持って、みなさんこれからは食してください。。
そしてせめて、38円とか、今後40円を超えるようなことがあったとしても、これまでと変わらず購入してください。
買う、というのは1票入れているのと同じことです。これからも購買することによって、もやし業者を応援しよう!!

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