日本の産業革命

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戦前の日本にも世界的な科学者がいた?

日露戦争の勃発とポーツマス条約
日本はなぜロシアに勝つことができた?tazaki世界的には、まさか日本が勝つとは思わなかったろうね。日清戦争後、朝鮮(韓国)は中国から離れるが、日本が意のままにできるような親日政権は生まれなかった。韓国には親ロシア政権が誕生し、ロシアは朝鮮
彩葉
彩葉

明治時代は、日本では産業革命と資本主義がスタートした時代だったの。

tazaki
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海外では、イギリスで16世紀頃から資本主義がはじまり、

18世紀から産業革命が始まったとされています。

日本は100年以上イギリスには遅れたけど、明治に入ってから産業革命が始まったんだね。

江戸時代、手工業はかなりの程度は発達していたが明治以後、欧米にならって産業革命が始まった。

国家主導のもと、まずは1880年代から、紡績業で蒸気機関を動力とする産業革命がスタートする。

紡績業

紡績とは綿花から綿糸を作るもの

紡績業から始まった日本の産業革命が加速したのは明治28(1895)年日清戦争に勝利してからのことです。清王朝から得た賠償金がその資本になった。

明治政府はできるだけ輸入を減らしたいこともあって、綿工業をなんとか育成しようと考えていましたが、なかなかうまくいかず赤字つづきでした。

ところが渋沢栄一という実業がが大阪の商人たちととも1882(明治15)年、イギリスから最新の機械を導入してこれまで5倍もの規模の紡績会社、大阪紡績会社を設立する。

これが成功すると、大阪を中心にして大規模な綿紡績工場が次々と設立。こうした紡績をめぐる新しい動きが明治後期以降の綿糸輸出に反映しています。

 

製糸業

製糸業は、蚕の繭から絹糸を作ること

製糸業には多数の民間業者も参入して機械化が進められ、明治末には日本は世界トップの輸出規模を誇るようになる。

生糸は日本の特産品として外国の市場にも多く輸出されました。中頃から器械製糸へと発展していきました。そして明治28年には器械製糸の生産高は座ぐりによる生産高を追い越しました。

国また明治の末頃には日本は生糸の輸出では世界第一となりました。

 

社会問題の発展

彩葉
彩葉

でも、産業や資本主義が発達したことで問題も起こったのよ、、、、

tazaki
tazaki

現代的にいうと、格差社会の始まりってとこか?

彩葉
彩葉

そう。もう現代の話みたいになってくるけど、低賃金、長時間労働問題などが起きたの。。。

 

1888年、三宅雪嶺が、雑誌「日本人」で高島炭坑の惨状を訴える、1891年、足尾鉱毒事件が起こり,田中正造が政府を追及する、1894年、大阪の天満紡績工場でストライキが発生するなど、問題が表面化していた。

 

 

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