【書評】「いますぐ妻を社長にしなさい」

もう4〜5年前の古い本ですが、結婚したので、中古で買ったので読んでみました。

4〜5年前よりも、副業が盛り上がってきている時代だからこそ、改めて読まれるべき本だと思いました。時代がようやくこの本に追いついてきたというか。

内容ざっくりいうと、会計の基礎知識と節税の仕組みの、女性のビジネスウーマンとしての活かせる能力、夫婦互いにとってのメリット、という感じですかね。

なぜ妻を社長にするのか

まず、妻を社長にする理由はなんなのか?ということを紹介します。

サラリーマンにのしかかる4つ

まず、サラリーマンは金持ちになれない理由が紹介されています。それは、「4つの壁」があるから。

  • 税制の壁
  • 給与体系の壁
  • 就業規則の壁
  • 転職市場の壁

サラリーマンは、費用の控除などなく、一番最初に税を引かれてしまう。

そして、上司に委ねられ、中々思ったように評価されない企業の昇給制度。副業禁止(就業規則)の規則。転職すると、年功序列の会社が多いため、また0からスタートしてしまう。ざっくりいうとこんな感じ。

しかし、社会保険など、恵まれている面もあり、これを手放して独立しても、成功する保証はないので、リスクになる。そこで、妻を社長にするという手法が出てくるのだ。

節税効果

まず、妻を社長にすることの節税効果。

累進課税の仕組み

会社員では豊かになることができないので、副業で500万稼いだとする。

それを、妻の収入にして二人で分けるだけでも節税になる。

<Aパターン>

年収500万円の夫が副収入として500万円→税率は33%の330万円

→世帯の手取りは、670万円

<Bパターン>

夫が収入500万円で、税率は20%で100万円、副収入500万円を妻の収入とすれば、同じく税率20%で税額は100万円。

→世帯としての手取りは、800万円。

なぜ税率が違うのかという、お金持ちからは税金を多くとろうという累進課税が適用されるため。

これが、累進課税の仕組みだ。所得税は、稼いだら罰金になり、多く稼ぐ人ほど多く稼げる。二人とも500万円というそこそこの年収にしとけば、あんまり引かれないということだ。

法人の経費の仕組み

さらに、妻の収入を法人の収入とすれば、税制で優遇されるため、さらなる節税が見込まれる。

もっといいのは、法人にすれば経費で落とせるものが沢山あるので、税金を取られずに済む。

この図で説明すると、税金は、損益計算書の<利益>に対してかかってくる。つまり、利益が大きければ大きいほど、税金がかかる。

会社員の給料だと、給料が増えれば増えるほど、自動的に累進課税で多く税金がかかってしまう。しかし!法人にすれば、「経費」という魔法で、費用を大きくすれば、「利益」を小さくすることができて、かかる税金を減らすことができるんですね。

その「経費」が最強の節税効果です。どうせ使う物を、(家賃とかを)「先に引く」ことで、利益を縮小して、税金の絶対額を減らせるんですよね。

もはや赤字会社にすれば、消費税は普通に同じくかかりますが、資本金1000万円以下で従業員が50人以下の会社の場合、年額7万円しかかかりません。

だから、赤字掘るのも、戦略の一つなんですよね。

女性のビジネス能力

そして、女性(主婦)をビジネスオーナーにさせる、スキル面でのメリットもご紹介されています。

コミュニケーションスキル

まずは、女性のコミュニケーションスキルですね。

女性は生まれながらにして、男性よりもコミュニケーション力が高いです。個人差はありつつも、基本的にはお話上手な方が多いので、仕事にも役立ちます。

主婦のマルチタスクスキル

主婦は、掃除しながら、ご飯の下準備して、子供の世話を見るなど、マルチタスクが得意です。これも女性に備えられた能力。

パートタイマー妻にも使える

そして、「この妻を社長にさせる」という方法は、専業主婦以外でも、パートタイマーにも使えます。

この辺は、本書の中では、パートなら、社員じゃないから、許される場合が多いということだが。もし妻が働いているなら、他の家族、親族で、「副業禁止」のルールと全く無縁の人が誰かしらいるだろうから、その人を「名ばかり社長」にさせるのもありです。

夫婦の関係にも良い

本書には、関係の改善のことが、すごいいい話の感じで、書かれていたが、

結局は、「金の切れ目は縁の切れ目」というように、お金は大事なのだ。夫婦になったら。だから、妻を社長にさせてお金を委ねる姿勢、預けることで、妻も精神的に優しくなってくれるという。

また、ビジネスによって、お互いの成長することを促せることもあげられる。

協力し合ってビジネスすることで仲が深まる。

どんなビジネスをするか

では、どんなビジネスをしたら良いかは、この5つの条件があげられている。

  • 小さな金額でもはじめられること
  • 他人に喜んで貰えるビジネスであること
  • 誰でも実行できるようなこと
  • 主婦業の片手間でもできること
  • 妻自身がコントロールできること

つまり、ローリスクローリターンの仕事を選ぶことが大事である。事例としては、以下のようなビジネスが挙げられていた。

  • 個人輸入
  • オークションビジネス
  • インターネットビジネス
  • コンサルティング
  • コーチング
  • 趣味・特技を生かしたビジネス
  • 大家業

その中でも一押しされていたのが、「大家業」。私は完全に「ネットビジネス目線」でしか考えていなかったし、ネットビジネスでそうする予定なので、大家は詳しくない。

他にもいろんな「大家業」のテクニックや、妻(主婦)を社長にすることの具体的なメリットや強みを、いろんなエピソードをもとに書かれているので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

家族を持ちながら、サラリーマンを手放すのはリスクかもしれない。

だからこそ、妻に協力してもらうことで、起業したい夢に挑戦することができるという素晴らしい話ではないだろうか。

妻がいたからこそ、挑戦できる夢があってもいいじゃないか。ということで締めさせていただきます。

書評
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