M&Aと規模の経済性

規模の経済(スケールメリット)について

よく企業ではM&Aをしてどんどん規模を大きくしますよね。会社が大きくなることで日産とルノーみたく社内が複雑になって大変そうに見えますが、そこには大きなメリットがあるからこそ企業はこぞってM&Aを目指すのです。

最近では、RIZAPがめちゃくちゃM&Aして巨大化しているニュースがありましたね。

規模の経済


大手銀行が経営統合して生まれたメガバンク。
ふたつの老舗百貨店が手を組み誕生した、巨大流通グループ。

そして、大手飲料メーカーの間で始まった統合に向けた交渉。
これらはいずれも、規模を拡大することによるメリット
「規模の経済性」を狙った動きである。

「規模の経済性」とは何か。

ビールを例にみてみよう。
ビールを作るには、まず設備投資を行い、
工場を建てる必要がある。

生産量に関係なく必ずかかるこうした費用を「固定費用」という。
仮に、工場を建てるのに1億円の固定費用がかかったとする。
もし、 ビールが100個しか売れなかったら固定費用の1億円を回収するために、
1個あたり100万円以上の値段をつける必要がある。
ではもしビールが100万個売れればどうなるだろう。
この場合は、 1個あたりわずか100円で、固定費用の1億円を取り戻すことができる

たくさん作ってたくさん売るほど、製品1個あたりの費用が安くなる。
これが「規模の経済性」である。
スケールメリットとも呼ばれます。
「規模の経済性」による効果は、家電製品など
大規模な設備投資が伴う産業ほど顕著に現れる。

事例

たとえば、店頭に並ぶ薄型テレビやデジタルカメラ。
以前に比べて、安くなっていると感じている人も多いのではないだろうか。

実際、薄型テレビの販売価格をみると、
ここ10年ほどで大きく安くなっている。
規模の経済性がはたらき、1個あたりの生産コストが下がったことが
こうした販売価格の引き下げを可能にしたと考えられる。

生活に役立つ行動経済学を学ぶには

2017年、ノーベル経済学賞をとったリチャード・セイラーの著作、「実践・行動経済学」が大変おすすめです。
「心理学×経済学」の交差点にある行動経済学を入門するのに最適な一冊!

経済学
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