書評『新・魔法のコンパス』※ネタバレあり

書評

キングコング西野さんの『新・魔法のコンパス』を読んでみましたので、書評していきます。

動画こちらから。

「新・魔法のコンパス」書評&プレゼント企画

商品説明

言わずと知れたキングコング西野さんの最新刊です。

昨日の常識が今日、非常識になる。そんな時代の思考法と生き方

“現代の革命家”西野亮廣の10万部のベストセラー、『魔法のコンパス』から3年。
時代に対応し、全編完全改訂・書下ろして待望の文庫化が決定!
まったく別作品として、めまぐるしくルールが変わる現在、そして未来の歩き方をキミに伝える。

いいかい?
僕たち人間は“知らないものを嫌う性質”を持っている。

キミが未来を知らないかぎり、
キミは未来を嫌い続け、
キミは未来を迎えることができない。

「なんか、よく分からないけど、怪しい」と蓋をしてしまったモノの中に、未来が眠っている。
「知ること」から逃げちゃダメだ。

キミが持たなきゃいけないのは学校で貰ったコンパスじゃない。
どれだけ地図が描き変えられようとも、キミの行き先を指してくれる『魔法のコンパス』だ。

今からプレゼントするよ。

このような宣伝文句です。流石に素晴らしいキャッチコピーです。

これなら本を手にとってしまいたくなります。まんまと釣られた私ですが、結論としては、読んで良かったと思いました。素晴らしい現代ビジネスのポイントや考え方が凝縮されています。

その中でも個人的に勉強になったポイントをご紹介していきます。

1.お金編

本編は3つの章「お金」「広告」「ファン」に別れています。まずはお金の章で感じたのは以下の2つ。

  1. 希少価値を高めろ
  2. システムを作れ

お金の問題は、やりたいことやるためには付きまとい続ける問題です。その時にこの2点はそれを助けてくれます。

お金とは価値の対価であり、価値は希少なものほど高くなります。人材の場合も同じ。ならば、希少価値の高い人間になることが、イコール稼げる人間になることに繋がるのです。

それだけではなく、お金を生み出すにはシステムの構築が必要です。システムの一つに「どこを本業に置くか」と言う問題があります。

例として「作家」と「ノベルティ作家」が挙げられます。ノベルティ作家は、本業が別の所にあるため、書籍自体はいわば広告になってくれるもの。そのため、本による売り上げをさらなる広告費に使っても、作家は困りません。本の購入者が本業のビジネスに流入してくれる可能性もあります。

逆に普通の作家の場合は、本の売り上げが全てです。売り上げを広告に回すことはできません。よって、ノベルティ作家の方が、本業を含めたトータルで売り上げを上げてしまうのです。

これがシステムの差ですね。

2.広告編

現代広告は移り変わりがとにかく激しい世界です。本書は、3年前に書かれた「魔法のコンパス」の内容から古くなったものを削除し、この移り変わりの激しい時代でも普遍の法則をまとめたものです。

現代広告のキーワードは「セカンドクリエイター」です。私もセカンドクリエイターですし、もしあなたがツイッターなどで発信をしているならば、あなたもセカンドクリエイターです。

つまり、SNSや気軽なネット環境により、それまでの時代ではただの受け手だった一般人が、発信者側になってきているのです。

そして総数でいえば、大手の発信者よりもセカンドクリエイターの方が圧倒的に多いので、その人たちをターゲットにした広告手法が重要になってくるのです。

セカンドクリエイターに拡散されまくるコンテンツを作れば、かなりの広告効果になります。

3.ファン

物余りで情報も氾濫する時代において、ファン作りはビジネスの鉄則になってきます。

しかし、誰でも気軽にアクセスができるネットの世界は、誰もがクリエイティブで自由な世界を作るかと思いきや、真逆で、閉鎖的な世界になってしまいました。

人と変わってることをするとすぐに叩かれてしまうこの世界では、飛び抜けた人が生まれにくい。したがって、飛び抜けるには「閉鎖された空間」いわば「鎖国」を作らなければならないのです。

さらに、「物語性」も重要です。西野さんの絵本もN字曲線(始まり→落ちる→上がる)を描いております。

これは本書にはない話ですが、「聖書」にもその流れがあります。マーケティングやライティングなどをしたい人は聖書のストーリーは勉強になるに違いありません。

西野亮廣からの手紙

最後には西野さんから読者への手紙があります。

「夢を追いかけていること」は、それを諦めた人たちを否定している行為です。

だからいつまでも中途半端な状態でその人を苦しませてはいけません。さっさと突き抜けて、希望になってあげなきゃいけない。そういうメッセージが綴られていました。けっこう心に残りました。

総合的に、とても面白い本でしたので、ぜひ皆さんも本書を手にとってみてください。

書評
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