鳥居さん歌集「キリンの子」

書評

キリンの子を読んだ感想

こんにちは、tazakiです。
ネットではなく、本屋で、本を探すことのメリットってあると思うんですよね。
「なんとなく直感でその時に気になった本との出会い」
これだと思います。
それで、僕がなんでこれだったのかなと思うのですが、気になったのがこの本。
「キリンの子」鳥居歌集
歌集なんて読んだこともないんですが、少し立ち読みしてみて、ことぼの使い方とか感性の独特さに、不思議な魅力を感じたんですよね。

まず、著者の生い立ちがすごい。

鳥居さんの生い立ち

2歳で両親が離婚、
小5で目の前で母親が自殺、
養護施設で育てられ、
ホームレス生活を経験。
拾った新聞で文字を覚え、短歌も独学で覚えたという。
どんな感性を持っているのだろう、どんな表現をするのだろうと、
表紙と帯裏のの生い立ちのストーリーで、まず興味が掻き立てられました。

セーラー服を着る理由

もうけっこういい大人の女性らしいのですが、セーラー服を着て活動しています。
セーラー服を着る理由は、
「義務教育も受けられないまま大人になった人がいる」
ということを表現してゆく為だそうです。
いや、普段、そんなところに考えは及ばないですよね。。。でも、心がなんだか締め付けられるような感じがします。
<病室は豆腐のような静けさで割れない窓が一つだけある>
<植物はみな無口なり自死できず眠ったままの専門病棟>
彼女はストレートな悲しさなどを言葉にせずに、
独特な言い回しでその静けさや精神状態を表しています。
読み手の想像力も試されます。
文字量は多くないですが、なんだか本棚に置いておきたくなる1冊でした。

書評
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