ヒューリスティクス⑴間違った確率論

経済学

日常に潜むヒューリスティクス

 

なぜ人はほとんど起こりもしない飛行機墜落を心配したり、ほとんど当たりもしない宝くじを多くの人が買うのでしょう?

人間は合理的な判断をしてると思いがちですが、意外と非合理な判断をしている事が多いのです。

確率認知バイアス

人間は低い確率はより高く、高い確率はより低く見積もりがちです。

低い確率を高く見積もる例

例えば飛行機の墜落可能性など、万に一つにもありません。

しかし自分に関わるリスクとなると、その可能性を高く評価してしまいます。

これは、未来性因子、恐怖性因子がそうさせています。

高い確率を低く見積もる例

例えば、医療における手術。

成功率が95%と言われると、ほぼ成功するはずなのに、その失敗する5%が、10%にも20%にも思えてくるのです。

これも、自分のリスクは高く見積もってしまう例の一つです。

利用可能性(想起)ヒューリスティクス

これは、人は手軽に得やすい情報による評価を高く見積もる傾向があります。

例えばテレビがそう。

誰でも簡単に情報を得ることができるので、多くの人に影響を与えます。

そのため、最も、世論を形成しやすいツールであると考えられます。
先ほどの飛行機事故の例を重ねると、もしテレビで飛行機墜落の事故でも流れようものならば、利用可能性ヒューリスティクスの影響もあり、
本来、万に一つの確率でしかない事故を人々の印象の中ではかなり大きくなります。そのため、一気に飛行機の利用率が下がってしまうのです。

宝くじのパラドクス

宝くじの1等当選確率は、1000万分の1と言われています。であるのにも関わらず、TVのCMや新聞の広告などに掲載された大きな文字の3億円の文字に夢を抱き、人々は宝くじを買うのです。
実際当たる確率を計算など、ほとんどの人はするはずもなく、、、その3億円という文字をみて、「誰かが当たる可能性があるなら、自分だって当たる可能性はあるはず」という考えで、夢を見ちゃうのですよね。

生活に役立つ行動経済学を学ぶには

2017年、ノーベル経済学賞をとったリチャード・セイラーの著作、「実践・行動経済学」が大変おすすめです。
「心理学×経済学」の交差点にある行動経済学を入門するのに最適な一冊!

<参考記事>
http://switchdec.com/decision-making-guide/decision-making-op-and-data
http://president.jp/articles/-/10799

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