「やらない事」を決めて効率化。エッセンシャル思考を身につける

やらない事を決めないと、タスクで潰れるだけ。エッセンスを見極める


あれも、これも、全部やろうとすると、全部、中途半端になります。
元々優秀な人ほど、そういう事態になりやすいと言うことは、ちょっと考えたら分かります。だって優秀な人に仕事は回ってきてしまうから。人は優秀な人に任せた方が良いから。
出る杭が打たれるパターンの一つでもあります。おっさんから見たら、中年のおっさんである自分を脅かすような若い新人に、誰が出世させますか?自分の生活だってかかっているんだから、いじめたくなるでしょう?自分を擁護するのが普通です。
企業にはそんな大変な追い込まれたおっさんが沢山いるわけです。そんな中で巻き込まれないために身に付けたい技術が、「エッセンシャル思考」これは面白い本でした。
簡単に言えば、やることばかり積み上げないで、「やらないこと」も決めて、エッセンス(本質)を見極めて本当に大事な事にパワーを注ぐ技術です。ますはこの一覧から。

エッセンシャル思考の事例


範囲を決めて、そこをしっかり深掘りする事の重要さを、私は伝えたいと思っています。
例えば、会社の中で、小さな会社だとしましょう。「やりがい詐欺」で、営業やら、経理やら、事務やら、あらゆる仕事を回されたらどうでしょうか?それぞれのセクションに上司がいて、他のセクションの業務の状況なんて知りません。
そんなの忙しい時期が重なったら(重ならないとしても)大変に決まっているし、ミスも起こります。ちなみにこの状況になったのは、実際の僕の社会人1年目です。
本当に「自分が身に付けたい事」かつ「会社にとっても求められている事」の重なっている部分が必ずあるはずです。

シンプルな人生は幸福である


腑に落ちてスッと入ってくる人も、なんのことかよく分からない人も、いるかもしれないですが、シンプルな方が幸福です。

迷わない

整理されたクローゼット。
シンプルに整理されて好きなものが並べられた部屋。
そこにストレスはありません。言うならばこんなイメージ。
スッキリしているからこそ、「何が大事なのか?」がよく分かります。

創造的になる

「創造的な人は、自分に合った生活リズムを早い時期に見つけます」とミハイは説明す る。「睡眠、食事、仕事のリズムを守り、それを乱すような誘惑に負けません。心地良い 服を身に着け、気の合う仲間とだけつきあい、よけいな行動には手を出しません。もちろ ん、そうしたやり方はまわりの人間に好まれないでしょう。・・・

脳にゆとりがあったほうが、創造的になれることは、当たり前だと思います。
ただし、周りはそんな生き方を好まないかもしれませんが、それは雑音でしかありません。

早く小さく始める

これは、エッセンシャル思考に含まれるのか?と最初は思いましたが、よく考えたらそうかもしれません。
何かを始める時は、「早く小さく」始めることが一番いい方法だと、個人的には思います。メリットは2つあります。

  • うまくいけば先駆者の利を得られる
  • 向き不向きがすぐに分かる
  • 失敗や、不向きだとしても、小さくしかしていないのでダメージが小さい

仕事を減らし、成果を増やす

学を為せば日に益し、 道を為せば日に損す。   ーー老子

学ぶ時間をなんとか確保することだ。
長期的に、それが大きな成果を産む。

仕組み化で達成する

何かをやりとげるには、2種類のアプローチがある。
非エッセンシャル思考の人は、努力と根性でやりとげようとする。 だがエッセンシャル思考の人は、なるべく努力や根性がいらないように、自動的にうまくいくしくみをつくる。

これは非常に重要ですよね〜。。。
努力とか、精神論とかはウザいだけです。努力って必要なのですが、それを努力と思って頑張って努力しているうちは、簡単には成功しないと思います。なぜならその努力が疲れてくるから。
ただ、習慣だったり、好きで続けてしまうというような、「本人はそれを努力と思ってやっていない状態」がベストです。それが苦ではないから、断然有利ですね。

上手に手放すテクニック

エッセンシャル思考に大事なことは、「手放す」こと。ミニマリスト的な感じになりますがとても重要なポイントです。

サンクコスト

何かを得る喜びよりも、それを失った時の悲しみの方が、大きいという心理があります。それをサンクコスト(埋没費用)と言います。
損切りができず、いつまでも駄目な投資を続けてしまっていないだろうか。
非エッセンシャル思考の思考とは、
「こんなに金を投資したんだから、今さらやめられない。」
「やり続けさえすれば報われるはずだ。」
「失敗を認めたくない。」
これらの思考になっていたら、注意が必要だ。

授かり効果

この、いったん所有してしまうと失うのが怖い。「授かり効果」という心理的バイアスのせいだ。
ノーベル賞を受賞した心理学者のダニエル・カーネマンや、提案者であるリチャード・セイラーなどが、実験を行ったりして提唱しているわけです。この辺は有名な行動経済学者ですね。

遊びが大切な理由

遊びは脳の高度な機能を活性化する。精神科医のエドワード・M・ハロウェルによる と、「(遊びは)脳の実行機能に良い影響を与える。実行機能とは、計画、優先順位づけ、 スケジューリング、予測、委譲、決断、分析など。つまりビジネスでの成功に不可欠なス キルの多くを含むものである」 遊びは脳の論理的で冷静な部分を刺激すると同時に、自由奔放な探究心をも刺激してくれる。

遊びというのは、ゲームしたり旅行したりという意味ではありません。間接的にはそういうことにも繋がるかもしれませんが、脳にゆとりを作るという意味の「遊び」を作ることです。

脳の遊び 集中力アップ 作業スピードアップ = 効率性アップ

脳のゆとりを


重大な仕事に追われていたビジネスマン。思ったように業務が進まないでいた時に、思い切ってインターネットの繋がらないオフライン環境でそのプロジェクトに集中したところ、今までにないほどの効率的に仕事を終わらせたという。
インターネット環境を遮断したことで、それしかすることのない集中できる環境、誰からもLINEやSNSのメンション通知が入ってこない、邪魔のない環境。これらが重要であったと考えられる。

ニュートンの発見

あのアイザック・ニュートンも、万有引力を論じた主著の執筆に際し、2年間ほとんど ひとりきりで引きこもっていたという。

ニュートンも集中するためのスペースを修保し、そこで宇宙の本質を追究しつづけたのだろう。

そして「99%の努力と1%の才能」という言葉があるが、「ニュートンは考え続けた=99%の努力」であり努力が大事という解釈もあるのだが、

それだけではなく、「1%の才能や発見がなければ、99%の努力も無駄になるよ」という意味も併せ持つと言われます。

孤独は必要

深い孤独がなければ、 まともな作品はつくれない。
ーパブロ・ピカソ

孤独は、何かの製作者にとって不可欠なものだ。
孤独による集中力。
孤独による、自己の内部にある感情や、真実の発見。
クリエイターにとって孤独の環境は絶対的に必要なものだということがピカソやニュートンの例からも伺える。

まとめ

本当に重要なものごとを見極めるために必要なことは5つ。

  1. じっくりと考える余裕
  2. 情報を集める時間
  3. 遊び心
  4. 十分な睡眠
  5. そして何を選ぶか

非エッセンシャル思考の人は、これら5つをとるに足りないものだと考える。 あればいいという程度の贅沢品、あるいは無能の証拠。
「もちろん考える時間があればいいと思うけれど、あいにく仕事が忙しくてね」
「この会社に入ったからには、睡眠不足は覚悟してください」
「遊び心なんてふざけたことを言ってないで、さっさと働けよ!」
忙しいことが正義と思っている連中には一生わからない本質的思考がエッセンシャル思考だ。そんな連中に屈してはいけないのだ。
本当に結果を出すためには、なるべく本質的な部分に時間をかけて調査、検討して意見を交わし、じっくり考えることが最も大事なのだ。
忙しさで感性や、生き方が誤魔化されるのは、人生の貴重な時間のムダである。エッセンシャル思考は大切な時間を生きるための手段なのだ!
今回参考にした本は、こちらです。ぜひ、読んでみてください。オススメです。

コメント