働き方の時代変化と現代〜成長を前提とする時代の終わり〜

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仕事
この記事の所要時間: 1334

働き方改革が必要とされる現代ニッポン

 

 

tazaki
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こんにちは、tazakiです。「働き方改革」や「一億総活躍社会」など、働き方に関するニュースをよく聞きます。歴史を振り返ることが先の予測には重要であると思い、

  1. 人口構造の変化について
  2. 仕事の生産性について
  3. 仕事の選び方について
  4. 社会のシステムについて

以上の4つの歴史的視点から、これからの時代の働き方を考えます。

 

 

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1.「人口問題」から考える新しい働き方

人口減少・少子高齢化の時代

まずみなさんご存知の通り、日本の人口は減っていきます。国土交通省のデータでもはっきりと出ていて、これはほぼ疑いようのない予測と言えるでしょう。。。

 

総人口が1億人を切ってしまう上に、高齢化率が40%!!!

そうするとどのように悪いのかというと、下の図のようになります。

2050年には、1.2人の生産人口で、高齢者を支えることになるのです。

これはさすがにかわいそうになってくる図です。2017年現在からたったの32年後、私は今20代ですので、この時でもギリギリ生産人口に入ります。。。

さらに追い討ちをかけるとこうです!ここ何年かの平均年収の推移です。

これからめちゃくちゃ一気に上がるということは、可能性は薄いでしょう。給料は上がらないのに、負担ばかりが増える、と。ここまでが色々な問題点です。

ここで、解決策として考えられるのが、いわゆる「1億総活躍社会」=「女性も老人ももっと働こうよ」とか、「労働生産性をあげる」ことなのだと思います。

新しい働き方①〜誰に働いてもらうか〜

では女性と高齢者の活躍はどう良いのか?についてです。

女性には絶対に活躍してもらうべき

まず第一に日本の産業構造は第3次産業(サービス業)が7割以上を占めています。その一つの例として、百貨店や、デパートを考えて見てください。例えばこんなデパートがあったとします。

  • 地下・・・デパ地下
  • 1F・・・小物、装飾品、日常雑貨
  • 2〜5F・・・女性衣服
  • 6F・・・男性衣服
  • 7F・・・本屋、子供遊び場
  • 8F・・・カフェ、レストラン

 

tazaki
tazaki

お客さんは、どんな人が多いと思いますか、、、?

 

多分、こんな感じだと思います。

  • 地下・・・デパ地下→主婦
  • 1F・・・小物、装飾品、日常雑貨→主に女性
  • 2〜5F・・・女性衣服→女性
  • 6F・・・男性衣服→男性&奥さん、彼女
  • 7F・・・本屋→誰でも、子供遊び場→お母さん
  • 8F・・・カフェ、レストラン→男性女性

そうです。サービス業の顧客は、女性であることが多い。男性用衣類だって、彼女や奥さんが一緒に選んでくれているケースも少なくありません。

そして男って、デパートでこんな感じじゃないですか?

 

tazaki
tazaki

あんまり行く場所がない。。。だから女の子と行くと飽きてきちゃうんだよね。。。

 

つまり、女性に満足してもらうようなサービス業が必要になる。そこで質問です。

  • 40〜50代のおっさんと、女性従業員のどちらが、女性の気持ちがわかりますか??
  • 40〜50代のおっさんと、女性従業員のどちらが、女性が気になる細やかな点に気づけますか??

、、、女性の力は絶対に借りるべきです。労働環境もしっかり男性と同じにして。

高齢者にももっと頑張ってもらう

まず定年制度をやめよう。高齢者が働いてくれれば、社会にとっても、本人にとっても良いことしかありません。

一番のメリットを包括しているのが、「健康」でい続けられる、ということでしょうね。まず認知症とかになるのは、仕事やめて人との関わりも減るし、頭も使わなくなるからです。

そうすれば、介護をする必要も無くなりますね。これで介護にいってしまっていた人員が、他の生産性の高い仕事をできるようになります。

高齢者ご自身が経済的にも自立し続けられもします。かっこいいじゃないですか!渋みのある、働くジジィそんな素敵なジジィになりたいですよね!

そして定年がなくなるということは、年功序列がなくなるということとほぼイコールなんですね。年齢と共に永遠に昇給できるわけないですから。これは若者の意欲にとってもプラスに働くはずです。少なくとも成果を出して出世してやる!という意欲を持った優秀な若者にとっては、です。

でも、優秀な若い人間が成果をあげて活躍してくれるのが一番で、そういう人間にとって良い社会になるのが良いと思います。頑張って成果をあげればちゃんと認められる社会。

2.「生産性」から考える新しい働き方

労働生産性に関して、話題に上がるのは海外、特にヨーロッパの先進国との比較ですね。フランスでは、「週に35時間以上働かせてはいけない」という法律があり、残業はありません。

OECDの調査(2012年)によると、日本人の年間労働時間は1745時間。これに対し、オランダは1384時間、ドイツは1393時間、ノルウェーは1418時間、デンマークは1430時間、フランスは1479時間。日本はこれらの国に比べてダントツに労働時間が長い。 とまあ、よく聞く類の話ですよね。。。

工場型の働き方のメリット

工場型の働き方は、名前の通り「工場用」です。他の産業に持ってきてもダメです。

日本の経済が好調の全盛期は、「モノづくり」で稼げる時代でした。生産現場に関して言えば、70年代〜80年代から、今に至っても、日本の工場管理方法は世界的にも優れています。これはこれで良くて、この意味では生産性は高くて、定時上がりでもよかったんです。

しかし、前文でも見たように、第3次産業が7割で、2次産業の製造業が25%ほどしかないんですよね。いわゆるペティ・クラークの法則(産業構造の高度化)ってやつです。つまり現代の仕事はとっくに大きくシフトしている。

現代の日本が、労働生産性が低いと言われる理由は、この産業構造の時代変化に適応できなかった、「2次産業用」の働き方を、3次産業メインの時代に持ち越してしまった、と言えるのではないでしょうか。

これは、「もっと頑張る」だけでは解決できません。頑張っただけ長時間化し、労働時間の分母が増えれば、さらに生産性は低いと見なされてしまう。ではどうしらたら良いのだろうか。シンプルです。3次産業メインの時代だから、「3次産業用」に切り替えるだけです。

サービス業メインの現代用。効率的な働き方を

二人の出版社のビジネスマンの例を挙げます。Aさんは、真面目に毎日ちゃんと定時で働いた上、残業も少なくありません。そこそこの仕事を安定的にします。

Bさんは、朝は10時半に悠々と出社。まずはスタバでコーヒーを飲んで、少し働いたらランチ。午後も、なかなかエンジンはかかりませんが、定時きっかりに終えて飲みに出かけます。しかし、飲み友達が豊富で、繋がりに繋がり、有名人の友人もでき、大きな仕事を時にやり遂げます。その成果はAさんの何倍もの価値を生み出しています。

あなたはどちらがイイ営業マンだと思いますか?

僕なら、Bさんです。それだけ、情報や、人脈が価値を持っている現代と言えます。

3.仕事の選び方から考える新しい働き方

「好きなことで生きていく論」について

好きを仕事にできる現代は、、、歴史上、類を見ない時代になっていると言えます。

好きなことを仕事にしなさい。好きこそ物の上手なれ。、、、だとか、

好きも突き詰めていけばそれが仕事にできるくらいになる。、、、とか、

特に若者に対してのそのような言葉を、誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?いい言葉に聞こえますが、果たしてそれが絶対なのか?そして、それを阻んでいて、できなくなる理由は何だろうか?

「好き」が仕事になっている例

好きなことを仕事にしている人のイメージってどんな人ですか?

例えば僕なら、小さい頃は本気でプロ野球選手に慣れると思っていた人間です。でもなれなかった。中学校くらいからだんだん、「あれ?」と思い、そして高校も強豪校に入ると、「あれ、俺より超上手い人いっぱいいるじゃん。」ということを無意識に悟っていったわけです。

でも、実際になっている人はたくさんいるわけで、最近のニュースでは、巨人の阿部選手が2000本安打を達成し、その時の動画を見たのですが、彼はこんなことを言っていました。

野球はとにかく大好きだと。今でも。高校入学時点では、同級生の中でもパッとしない存在で、特に才能があったわけではなかったらしい。それでも、とにかく野球が好きだから誰よりも練習したし、プロで約20年やってきた今でも野球は好きだということ。

好きなことをやれというのは、「好きであること」や「努力できること」が才能の一つであるから、とも考えられますね。

でも、誰もが子供の頃からの夢を叶えていたり、今、好きなことを仕事にしているかと言えば、そうでない人の方が多いと思います。ではなぜそれができないか。パターンとして2つ考えられると思います。

①は好きなことは明確だが、それを仕事にできていない、もしくはしていない。

②は、そもそも好きなことが明確になっていない。

好きなことを仕事にできない/していない例

「できない」要因としては、それだけの力がないか、何らかの環境要因のためにできる状態ではないという事。才能や年齢などもあると思います。

「していない」要因としては、仕事にしてしまうと楽しめないだとか、趣味にしておくのが一番良いとか、意図的にそうしているからではないでしょうか。

「好きなこと・やりたい事」が明確でない例

よく聞く「何がしたいかわからない」パターンです。僕は学生時代はこんな感じでした。社会人何年かやってみた今でも、完全には分かりません。そこで、お笑い芸人で企業経営者でもある厚切りジェイソンさんのツイートでは、以下の回答だそうです。これがRTされまくったそうですが、、、

幼稚園→周りと合わせろ

小学校→周りと合わせろ

中学校→周りと合わせろ

高校→周りと合わせろ

大学→周りと合わせろ

会社→周りと合わせろ

パターンパターン!見えてきたよ!

「やりたいことが分からない」とよく相談受ける理由。

自分で考える機会が今までなかったから。

 

tazaki
tazaki

なるほどー!いいこといいますね!!

 

でも、、教育だけの問題なのでしょうか???

 

確かに、受動的な学習をしてたら、やりたいことなんて見つからないでしょうね。でもこれも一理あると思うのですが、これをRTした人たちって、そうそう!と、自分で内省せずに、外部要因のせいだけにはしていませんかね?

確かに、小さい子供時代にとってはそんなこと分からないかもしれないですが、でももう終わってしまったことですよね。じゃあどうしよう。やりたいことって、やっている内に見つかったりすることもあると思います。

個人的な意見ですが、もし今、新卒1年目とか、これから就活だよって学生さんとかから、少し先輩な僕がこんな相談を受けたとしたら伝えたいことは、「まずは、置かれた場所で咲いてみたら?」と思います。与えられた場所でとりあえず頑張ってみたら、意外となんかいいこともあったり何か見えるかもよ?

江戸時代の「好きを仕事にした」人たち

江戸時代では士農工商に分けられており、基本的には農民の子は農民ではあって、生まれたらそのまま家を継ぐのが一般で、好きな事したら良いよーみたいな風潮ではなかったと思われます。

しかし以外にも江戸時代でも必ずしもそうではなかったようです。農民の次男、三男は、街に出て商人に、、、職人に、、、なんてことも珍しくなかったそうです。

新撰組の近藤勇も農民出身だそうです。でも確かに、豊臣秀吉だって元々は農民の出ですからね?それでも桃山時代に天下をとったわけですから。

江戸時代はある程度の自由もあるとは言っても、現代ほどの選択の多い、複雑な社会ではありません。今は基本的には誰でも、公的期間にも、一般企業にも、海外企業にも、職人にも、学生でも起業までできるような時代です。凄まじい選択肢の数々です。

 

4.社会システムから考える新しい働き方

最後に。社会システムの変化から働き方が変わってくるという考えについてです。大変大変興味深い記事を見つけましたので紹介&考察させてください。

『資本主義の限界。次世代経済システムのヒントは江戸時代にあり』というタイトルの記事です。(http://www.mag2.com/p/news/259144

現代資本主義がぶち当たった問題

貧富の差の拡大

  • 量的緩和で中央銀行が資金を市場に供給するため、資産価値が上昇する。
  • しかし、労働賃金は発展途上国並の賃金になる方向で、削減されている。労働者は貧乏のまま

モノが溢れる時代には合わない

  • モノづくりは途上国の低コストに勝てない。
  • 先進国に残るのは、高機能部品やサービス業などだけだが、サービス業は競争が激しく低賃金労働

次なるシステムは地産地消の江戸時代システムの世界

管理貿易体制

  • トランプ大統領の米国ファースト
  • 英国のEU離脱
  • その地域や国で生産できる物(生産効率の高いもの)をより多く生産して、余ったら世界に売る経済システム

何を自給自足?

  • 食料
  • エネルギー
  • 材料

経済圏構想?

  • 台湾、 東南アジアの国との経済圏を作る?

新・江戸時代の社会構造

日本のエネルギー自給率は6%程度、日本の自給率はカロリーベースでは40%程度です。特にエネルギーの面では是非、再生可能エネルギーによる「エネルギーの地産地消」が進んで欲しい。ただし再生可能エネルギー賦課金という成長痛には耐えなければならないと思います。

欧米での管理貿易体制のようなまさに自国優先主義が、江戸時代回帰というイメージと合いました。しかし日本のような資源の乏しい国ではどうなのだろうと思っていたので、アジア経済圏という考え方は新しいと思いました。ビジネスにおいても「成長や拡大を前提とする」モデルが変わってくるのだろうか。

まとめ

 

まとめと言いつつ、まとまりのない記事になってしまいまして、まとめに困っています(笑)

  1. 人口構造の変化について
  2. 仕事の生産性について
  3. 仕事の選び方について
  4. 社会のシステムについて

この4つを、歴史的視点から見てきましたが、自分なりのこれから必要となる力について。

これからは人間力と創造力!〜成長を前提とする社会が終わる〜

これから先の時代ですが、情報がものを言った現代から、さらに進みます。つまり、、、

「人間力や影響力」が価値を持ち、「成長を前提とする社会」が終わる。

これまでの社会の成長で確実に世の中はよくなりました。しかし、その反面の歪みも出てきています。そして新しい社会へシフトしていくでしょう。

人間はロボットではないからです。ロボットにできることはロボットが行い、人間がやる仕事が変わってきます。そこで価値が生まれるのが、「人間力」や、その人が持つ「感性」や「創造力」。人間だけが持っているもの。その人だけが持ってるものが、価値になると思います。

結局最後は人なのだということなんですね。今日はこの辺で。こんな長い記事をここまで読んでくれるなんてありがとうございました!

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