徳川家康や明治の軍人にも食された麦飯の効果とは

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食文化
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麦飯を好んだ軍人たちと、その効果

こんにちは。tazakiです。僕は普段ご飯を食べる時は玄米か、モチ麦(大麦の一種)を混ぜたご飯を食べています。これが白米に比べてかなり栄養が豊富なためです。個人的にはこっちの方が味も好みです。

家康が健康ヲタクで質素な食事だったことは有名ですが、明治の海軍でも大麦飯により、脚気の病気が治ったというエピソードがあります。その大麦の栄養素の秘密に迫ります!

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徳川家康

生涯麦飯が主食であり、当時の平均寿命が30歳台と言われていたのでかなりの長寿である75歳まで生きたのが徳川家康です。征夷大将軍に任命されたのが62歳なので、長寿でなければなることができませんでした。長生きによって彼の長年の功績が認められたとも言えます。

彼は倹約の精神からも麦飯を好んだと言われており、このようなエピソードが残っています、家臣が気を利かせようとして、茶碗の底に白米を盛り、その上に麦飯を表面だけかぶせて出したところ、家康は激怒したと言います。「自分が質素な食事をすることで、戦費なども浮かすことができる。」

自分だけ豪勢な食事をするよりも、財政や自分の健康を優先したのでしょう。現代においても、体調管理をすることも、仕事のうちの一つであり常に良い状態を維持するのが一流の条件であると思います。

高木兼寛(麦飯男爵)

東京慈恵会医科大学の創設者で、海軍軍人で医学博士でもあった高木兼寛氏は、日本の疫学の父と呼ばれていました。日露戦争の時に、脚気が流行して、海軍内では病死者が続出していました。そこで高木兼寛は、大麦を使った海軍カレーを発案します。

すると脚気が見事に撲滅し、高木氏は「麦飯男爵」と呼ばれるようになりました。のちにビタミンが発見され、彼は「ビタミンの父」とも呼ばれるようになりました。実際に大麦には栄養価が豊富で、大麦を用いた食事は、慈恵大学病院の病院食に承継されているそうです。

大麦の栄養価

大麦を食生活に取り入れる健康法は最近でもよく聞くことがあります。日本食品標準成分表<七訂>で100gあたりの栄養素を、同じく健康的なイメージがある玄米と、精製された白米とで比較してみたましょう

食物繊維総量カルシウム
大麦押麦9.61.017
玄米3.02.19
精白米0.50.2〜0.85

食物繊維に関しては、大麦にはかなり豊富ですね!食物繊維は、第6の栄養素とも呼ばれており、体の潤滑油のように体調を整える役割があります。さらにカルシウムも他の穀物に比べてとても豊富ですね!

ちなみに食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があり、どちらもバランスよく取れた方が理想です。どちらにも整腸効果があります。大麦には、その中でも普段摂りにくい「水溶性食物繊維」が豊富で、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことからも、今、健康食として注目されています!

玄米食と、江戸時代の脚気に関しての記事はこちらに書いています。

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皆さんも玄米や大麦、16雑穀米などを試してみてはいかがでしょうか??

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