手数料を気にしない人は金持ちになれない

お金と経済

小さな出費を無視しない

行動経済学が発見した非合理な人間の選択や行動は、基本的には、無意識のバイアスによるものだ。

従って、人に何かを行わせて儲けるためには、顧客の「無意識」に働きかけ て、思う方向に動くよう誘導する必要がある。

生活者の立場で言えば、誘導されて損することを避けるよう、あるいは自ら進んで損につながる自爆行動をしないよう、自分をコントロールすることが重要になる。

何よりも重要なのは、人間は無意識に、非合理的な選択や行動を行う可能性があると理解することで、これがすべてのスタートだ。

それを理解することで儲かる体質になれるということだ。 逆に、儲からない人には、どんなタイプの人がいるだろう。

ATMの手数料を気にしろ!

わかりやすい例では、銀行ATMの時間外利用手数料108円を気にしない人だ。

1回あたり108円は、たいしたことないと思えるかもしれない。

しかし、これを月に5回ペースだと、年間6480円になる。

仮にこれと同じだけの金額を、定期預金の利息(税引後)で確保しようとするならば、金利がメガバンククラスの 0.025%の定期預金とすると、3150万円を1年間預けなければならない。

時間外手数料の支払いについて、これを正当化する理屈があるかもしれない。

例えば、おろすお金が数万円であれば、105円という金額は、1%にも満たない金額 であり、そのパーセンテージと金額は、無視してしまっても良いのではないか、という考 え方である。

いつでも自分の好きな時間に、自由に現金が得られる利便性に比べれば、105円なんて安いものだ、というのもひとつの考え方だ。

時間外手数料を払い続け、損をし続けるということにもなりかねない。

このようにハマるタイプの人が、この体質を改善するには、どうすれば良いのか。 

まず、心理的バイアス・バリエーションを理解し、それらの影響を受けているかもしれないと意識することだ。 

さらに、現時点では焦点を当てていない側面に、注意を払うことも重要だ。 

例えば、108円の手数料の場合であれば、利便性などのメリットのみでなく、どんな デメリットがあるのかを、具体的に挙げてみることだ。ネガティブなものこそ、あえてよ く見ておくことが有効だ。

今まで判断の根拠にしていたものが、客観的な事実や実態の観察ではなく、単なる期待に過ぎなかったと気づくこともあるだろう。

こういった、少し不快な思考をあえて行うことも、体質を変えるには必要なのだ。

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